ご相談
用途ごとに3タイプのラインアップ
▶複合材料にも最適な汎用スタンダードタイプ(LUKUON-V)
・50µmの切断間隔を狙える精密制御と、
荷重再現性を高めるアングルセンサー搭載
・構造評価・不良解析・イオンミリング前処理など、
研究から産業用途まで幅広く活躍します
▶微細荷重調整タイプ(LUKUON-H)
・特に欠けやすい、柔らかい試料に最適なワイヤーソー
・微細荷重調整タイプは、超小型設計なので場所を選ばず設置可能
特別な設備環境も不要で、誰でも簡単に使用できます
▶精度も妥協しない大型試料タイプ(LUKUON-LS)
・150×150mmまでの大型試料に対応し、
脆性材料から硬質材料まで幅広く切断可能
・ドライ/ウェットの両切断に対応
・セミオートでのワイヤー巻取りや、多様な治具により、
操作性と汎用性を両立
従来必要だった研磨や樹脂包埋といった工程を省略でき、前処理の工程数を大幅に削減できます。(※サンプルによります)
高精度な切断が可能なため、分析対象部位を壊すことなく、狙った位置を±50μmの精度で切断でき、
ミリング処理にかかる時間も短縮されます。
ドライカットにも対応しており、前処理全体の作業時間は約半日以内に収まり、作業効率と再現性が飛躍的に向上します。

「実体顕微鏡操作」により、切断位置の50µm手前まで正確な位置合わせが可能です。
「デジタルマイクロスコープ操作」により、数十µmレベルの微細部位も狙って切断できます。
これまで困難だった切断部位の視認・位置合わせが可能となり、
不良解析・故障解析など、精密な前処理が求められる場面で高い効果を発揮します。

ダイヤモンドワイヤーソーで切断した断面では、ダレや傷なく切断され、
樹脂や銅等、それぞれの材料の界面がはっきりと確認でき、綺麗に切断できています。
ディスク型切断機ではダレや細かな傷が多く目立ち、それぞれの材料の界面が不鮮明で綺麗な断面を得ることができていません。

LLZ電極材料の切断比較では、LUKUON(左画像)がTDP650(右画像)に比べ、カッティングロスが約1/3(150μm)と少なく、
チッピングも発生しないという優れた結果が得られました。
切断時の発熱が少なく冷却水不要で、グローブボックス内でも安全に使用可能なため、全固体電池材料の前処理に最適です。

LUKUON-H
微細荷重調整タイプ
カッティングロス平均150μm
TDP650
ロースピードダイヤモンドホイールソー
カッティングロス平均450μm
軽くて高強度であるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の切断実績が増えています。
加工が困難なCFRPのチップも、ヒビ・割れを生じさせず切断できます。
硬度の異なる複合材料もダメージなくカットできます。

新素材や機能性素材などの中には、接着剤、塗料、有機ELパネルなど水分を嫌うものなども存在しています。
機械研磨法で仕上げる場合は水を流しながら切断する為、水性接着層は水分を吸湿して軟化し流れ出てしまいます。(図2)
ワイヤーソーなら水を使用せず切断ができ、接着層が流れずに断面観察ができます。(図1)

ダイヤモンドワイヤーソーで切断した断面
硬質な鉱物の切断も可能です。
硬い岩石だけでなく、チッピングや欠けが生じやすい岩石もダメージなく切断できます。

ローズクォーツの切断面(画像右)