製品のご紹介
製品のご紹介
マイクロウェーブによる有機合成実験に最適なマイクロ波化学合成システムです。 シングルモードキャビティによる均一なエネルギー分布と圧力・温度フィードバックシステムが 再現性の高い反応条件を実現します。
マイクロ波による合成では・・・
従来の熱伝導加熱よりも反応速度が数オーダーアップし、高収率が得られます。また、マイクロウェーブ加熱下のみの立体特異的な反応も観察されています。
マイクロ波エネルギーが直接分子に伝わり温度の急速な上昇を起こします。一部が高温となる局所加熱や、高圧下での加熱による溶媒が沸点以上に加熱されるスーパーヒーティングなども特徴です。
溶媒量が少なくて済むので、精製等の後処理が楽!
従来の加熱法より溶媒が少量で済みますので、反応後の溶媒除去での手間が省けます。また固相反応も可能です。環境調和的な合成反応です。
高い再現性を実現しました
円形シングルモードキャビティ(特許)により、
サンプルへのマイクロ波照射をコントロール。
反応状態の高い再現性を実現しました。
圧力・温度はセンサーによって直接モニターでき、
フィードバックが可能です。
また反応中や反応後に圧縮ガスにより冷却する機能も付いています。
目的に合わせたマイクロウェーブ合成装置(多検体、試料調整からの全自動システム、大きなスケールでのプロセス化など)のご提案も可能ですのでお問合せください。
マグネトロン周波数 | 2450MHz |
出力 | 300W |
圧力 | モニター0~35Bar、コントロール0~20Bar |
温度 | 10~250℃ |
スターリング | マグネチックスターリング(市販のテフロンコーティングバーを使用) |
圧縮空気 | 30L/min@0.2MPaまたは0.45KWコンプレッサー(日立製ベビコン0.4LP-7SA相当)をご用意ください |
アプリケータ | 円形シングルモード、セルフチューニング |
コミュニケーションポート | RS-232、9ピンIBM互換×2 |
電源 | 100VAC、10A |
サイズ、重量 | 362(W)×437(D)×221(H)mm、15kg |
1 A.Wali, S.Mutbukumaru Pillai, S.Satish, IPCL Communication No.294,March 8,1995.