失透温度範囲や液相温度の決定が容易にできます

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  • ガラス失透炉
  • GMシリーズ

この電気炉は、炉内を炉長方向に6回路の個別制御を行い、500℃~1000℃の範囲で一定の温度勾配を持たせる事が出来る電気炉です。
炉内の白金試料板には異なった試料が判定できる様に、炉長方向に2列に試料を並べ加熱する事により、各温度で保持された試料の温度変化状態を正確に確認する事が出来る装置です。

製品情報

特長

● ガラスは高温度下に保持しますと結晶化(失透)する性質が有ります。この性質が製造工程において欠陥となる場合がありますが、逆にこの性質を利用して結晶化ガラスも作られています。
● 本装置は失透の発生温度範囲を能率よく測定することを目的に作られた装置です。
● 測定は10~20メッシュの試料を白金板上に並んだ孔の上に置き、一定の温度勾配を持った炉内に一定時間保持した後、白金板を取り出し各孔のガラスの結晶化の状態等を顕微鏡にて観察します。この板状の位置により失透温度範囲や結晶の消失する点である液相温度を決定する事が出来ます。

 

仕様

■GMシリーズ 仕様
 型式
GM-N16P
GM-N16K
温度勾配範囲
700~1200℃
500~1000℃
最高温度
1200℃
1000℃
電気容量
100V 1.2KW
炉内寸法
Φ24×L380mm
発熱体
金属ヒーター+白金ヒーター
金属ヒーター
制御方式
6回路独立制 御温度記録計付
※ 改良などにより、予告なく仕様変更する場合がございます。
※ その他、標準外仕様も制作いたしますのでお問合せ下さい。

 


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