製品のご紹介
製品のご紹介
・軟らかいサンプルも切断できます・
・顕微鏡での断面観察に最適です・
薄くてやわらかいサンプルの切断面を観察する場合の例で、観察までのサンプリング工程を比較したものです。
従来は、サンプルが曲がったりしないように樹脂で包埋してから観察する断面の所まで研磨を行っていました。
ダイヤモンドワイヤー切断機を使用することで、観察したい箇所を調節切断することが可能になり、観察までの工程を減らして手間を省くことができました。
ワイヤーは高い引張り強さの芯線の周囲にダイヤモンドが銅、ニッケルのメタルボンドでホールドされています。芯線が強いので強く張ることができ、平坦な断面を得ることができます。
● ワイヤー切断機原理図
● ワイヤー構造図
切断はキャプスタンに巻かれた30メートルのワイヤーを往復運動させて行います。ラッピング作用で切断していくようなものですので、エッジ割れや表面の破損がありません。
● 切断面比較図
サンプル:ボタン電池
(左)ダイヤモンドワイヤーで切断 (右)鋸で切断