ケーブル認識用高速3Dビジョンセンサー

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  • ケーブル認識用高速3Dビジョンセンサー
  • クラボウ(倉敷紡績株式会社)

(1)ケーブルなどの「線状物」の認識に優れた3Dビジョンセンサー
   単芯、多芯、フラットケーブル、光ファイバーなどの認識力に
   優れています。

(2)CADマッチング不用
   事前の3Dモデル、CADデータのマッチング不用で、
   見たものをみたままに線状物を認識します。

(3)高速形状認識
   LANケーブル1本でロボットやPLCと接続できます。

概要

 

◆KURASENSE C100

  高速な3Dスキャンと認識技術によって、人間の「目」と「脳」の役割を果たし、
  従来の3Dビジョンセンサーでは認識出来なかった不定形物を見たままに
  認識できるクラポウのロボッ卜用センシングデバイスです。

C100型

 

◆KURASENSE C100FX

  ・センサー部とコントローラ一部を分離させ、コンパクト化したモデルです。
   センサーをロボッ卜ハンドに取り付けることで、対象物の認識視野が
   ロボットハンドの可動域まで拡大。
  ・従来より小さく細いケーブルを高精度に認識するとともに、自動車のエンジンや
   トランスミッションなど大型対象物に対しでも様々な方向からケーブルやコネクタを
   勘合させることが可能です。
  ・C100の「多芯ケーブル認識」「束積みケーブル認識」「フラットケーブル認識」
   「先端曲がり補正」「コネクタ認識」等の従来の機能は保持しながら、センサー等の
   認識精度の向上と認識視野の拡大を実現しました。

C100FX型

 

◆C100FXは従来のC100と比べて、認識精度が飛躍的に向上

  今までよりさらに小さく細い対象物への認識が可能となります。 
   ■ケーブル認識精度(ケーブルを見つける精度)…約3倍
   ■3次元位置決め精度(空間を認識する精度)……約5倍 (±0.5mm→ ±0.1mm)
 

◆特に優れた、得意とする対象物

 

ラインアップ・仕様

 

 

NEW!

KURASENSE C100FX

 

KURASENSE C100F

 

KURASENSE C100W

型式

小型・超高精細モデル
KURASENSE C100FX

高精細モデル
KURASENSE C100F

広範囲モデル
KURASENSE C100W

外形寸法 約130×40×130mm 約218×72×157mm
質量 約0.8kg(ヘッド部) 約3.0kg
WD 200mm 500mm
計測範囲 58×39×22mm 213×133×60mm 360×220×200mm
XY分解能 0.03mm  0.10mm 0.20mm
Z精度 ±0.1mm  ±0.5mm ±1.0mm
コントローラー 別置き 一体型

※外形や仕様は変更となる場合があります。

 

◆周辺機器

   

▶ケーブル転がしハンド

  ▶ケーブル束供給ユニット   ▶基板組み立て用ハンド

ハンドの指をズラす機構を備えており、つかんだ対象を任意の角度で転がすことができます。

  束積みになったケーブルから、一本だけをピックアップできます。   基板対基板コネクタ付のフラットケーブルをつかむことや、コネクタの締結ができます。

 

パッケージモデル

用途・事例

モーター用ステーター
    製造工程支援ユニット
   
ワイヤーハーネス
    製造ロボットパッケージ
 
 
 
銅線のフォーミング作業を省人化
        
 
端子圧着やはんだ付け、特性検査など
        用途に合わせてカスタム可能

モーターのステーターコイル製造工程における、銅線のフォーミングや加工機へのセット、端子圧着などの作業などこれまで手作業だっ た工程をロポットで自動化します。製造ラインヘの後付けや組み込 みにも対応しています。

 

 

ケーブルを束から1本取出し、ターゲット作業へ約5秒で加工するロポットパッケージです。ご要望に合わせて所定の位置を「端子圧着機、はんだ付け機」などにカスタムすることが可能です。

 

 

 

 

コネクタ締結システム
 
リード線自動はんだロボット
 
 
 
基板上のコネクタを、人並みの速さで締結
 
ロボットがリード線に自動ではんだ付け

クラセンスと力覚センサーを活用し、コネクタを把持、締結します。

そして、コネクタの半嵌合や、嵌合不良を判定し、トレーサビリティとして保存します。スマートフォンなどの製造工程において、歩留まりや品質の向上を実現します。

 

 

 

①センサー素子 ⇒ センサー素子の端子に直接はんだ付けや、抵抗のリード線に圧着とはんだ付けができます。

②電子基板 ⇒ 基板上の金属パッドやスルーホールへ高精度にリード線を位置決め、はんだ付けができます。

③ワイヤーハーネス ⇒ ハーネス先端コネクタの煩雑なはんだ結線を自動化できます。