【日本化学会】分散凝集科学技術講座のご案内

主催 日本化学会 コロイドおよび界面化学部会
協賛
(申請中含む)応用物理学会、界面動電現象研究会、化学工学会、高分子学会、材料技術研究協会、色材協会、触媒学会、電気化学会、ナノ学会、日本化粧品技術者会、日本生物物理学会、日本セラミックス協会、日本分析化学会、日本油化学会、日本レオロジー学会、表面技術協会、粉体工学会
日時 2022年12月1日(木)、2日(金)
形式 オンライン(Zoom Webinar)

 

【趣旨】
 近年、ナノからミクロンオーダーの微粒子・液滴を含むコロイド分散体が日々開発されていますが、その一方で、分散性や分散安定性の評価、あるいは分散制御において、様々な課題が山積しつつあります。特に濃厚分散系の分散・凝集状態のハンドリングにおいては、その解析やトラブルシューティングが研究者・技術者にとって悩みの種となっています。

近年では、関連業界も拡大し、化粧品・トイレタリー製品や食品、塗料等は勿論のこと、ファインケミカルや電池、有機EL等のエレクトロニクス関連分野においても、分散性制御と評価が必須のスキルとなってきています。

 このような状況下、現場の研究者・技術者の方々からは、「何処へ行けば必要な情報やノウハウを入手できるのか」という質問にお応えして、分散・凝集に関連する様々な分野と技術の講演を集めて本講座「分散・凝集のすべて」を企画しました。

初学者の方からエキスパートの方まで様々な分野とレベルの皆様のために豪華講師陣をお招きしております。

この分野の研究・技術開発等でお困りの皆様の御参加を、心よりお待ち申し上げます。

 

開催日程 プログラム
2022年12月1日(木)9:10~10:20

【分散・凝集の基礎と考え方】実用系における分散凝集の現状と課題

武田コロイドテクノ・コンサルティング㈱ 武田 真一 先生

2022年12月1日(木)10:30~11:50

【特別講演】DLVO理論の発展を振り返る-現状と課題-

東京理科大学 大島 広行 先生

2022年12月1日(木)12:50~14:00

微粒子表面のハンセン溶解度パラメータの測定および分散性評価

関西大学 山本 秀樹 先生

2022年12月1日(木)14:10~15:20

粒子分散および表面処理の基本的な考え方とその具体例

福井技術士事務所 福井 寛 先生

2022年12月1日(木)15:30~16:40

実用濃厚スラリーでの分散設計 ~分散安定性とぬれの考え方

小林分散技研 小林 敏勝 先生

2022年12月2日(金)9:00~10:00

「動的光散乱法の勘どころ -散乱の基礎から実践まで-」

産業技術総合研究所 高橋 かより 先生

2022年12月2日(金)10:10~11:10

「高濃度粒子分散系のレオロジー制御 ー擬塑性流動とダイラタント流動を使いこなすー」

株式会社豊田中央研究所 中村 浩 先生

2022年12月2日(金)11:20~12:20

「両親媒性高分子および分子集合体の水和と相互作用

-材料・処方設計による凝集制御-」

信州大学 佐藤 高彰 先生

2022年12月2日(金)13:30~14:30

「化粧品の乳化概論と技術動向」

千葉科学大学 山下 裕司 先生

2022年12月2日(金)14:40~15:40

「化粧品用微粒子粉体の分散性を定量的に評価するためには?」

株式会社資生堂 那須 昭夫 先生

2022年12月2日(金)15:50~16:50

「金属微粒子・ナノ粒子のインク・ペーストへの分散手法」

北海道大学 米澤 徹 先生

2022年12月2日(金)17:00~18:00

「LiB電極スラリー内に形成される導電ネットワーク構造のレオロジー解析」

神戸大学 菰田 悦之 先生

※プログラム・内容は予告なく変更になることがあります。
 
▼お申込み・詳細はこちらから▼
第9回分散凝集科学技術講座 申込みフォーム

 

 

一覧に戻る