製品のご紹介
製品のご紹介
ウェハやガラス基板等に刻まれるパターンは、技術の進歩と共に微細化されています。
従来の接触角計では、針の太さ32G(内径約0.1mm)で作る液滴が最小でしたが、特殊な針(内径約5μmキャピラリ)を使用する事で、最小数十μmの微小な液滴が作れるようになりました。
しかも液量を1×10 -3 ~10 -6 μLでコントロールします。
この技術により、従来測定ができなかった100μm以内の極細パターン上でも正確に着滴させる事ができ、その接触角を測定する事でぬれ性などの表面状態を知ることが可能です。
● 実物を目で確認しながら測定ポイントが指定可能
● 60FPSで取り込んだ画像は専用ソフト(FAMAS) 上で接触角を自動計算
● ピコリットルオーダーの微小液滴が作成可能
● 100μm以内の極細面での接触角が測定可能
● 画像取り込みとの最適なタイミングで自動液滴吐出が可能
● オプションの高速画像取り込みシステム1000(MCA)使用で
1000FPSでの微小液滴挙動解析が可能
● 分散系、粘性液体などの液的の定量吐出が可能
● 液滴着弾後のぬれ性評価が可能
● インク及びインクジェットヘッドの確実な選定ができます
■ 用途
MCA-3 | ・ウェハ、ガラス基板等に刻まれた、微細なパターン上での測定 ・単繊維や髪の毛のような1mm以下の小さなサンプル上での測定 ・ジェットノズルなどピンポイントで場所を指定するサンプル上での測定 ・その他、従来では液滴が大きすぎて測定不可能であったサンプル上での測定 |
MCA-J | ・インクジェット用インクとフィルムや紙などのメディアや部材とのぬれ性評価 ・導電・絶縁性インクと回路基板や部材とのぬれ性評価 ・RGBインクとカラーフィルター基板とのぬれ性評価 |